刑事コロンボColumbo
「刑事コロンボ」Columbo
出演
コロンボ警部(ピーター・フォーク):小池朝雄
放映年・・
米1968年NBC
日1973年NHK
名セリフ
うちのカミさんが…
この作品の主人公はコロンボなのか?ちょっと疑問が残るところです。
いつもお話は、殺人事件が起きるところから始まります。
殺したい相手を殺す。その犯人は会社社長とか医者とか弁護士とか、上流階級の人ばかり。
よく回る頭で、完全犯罪をたくらみます。毎週替わる犯人役の方が、実はこの番組の、真の主役なのでは?
ところがそんな殺人事件の捜査にやってくるのは、あのコロンボ警部。
これ以上ないオンボロ車に乗ってきて、スーツもよれよれ、コートもよれよれ。
あまりにみすぼらしくてホームレスに間違えられる人。
安葉巻をくわえながら、口ぐせは「うちのカミさんが…」。よくメモを取るんだけれど、鉛筆やボールペンはいつも忘れる。
その都度人から借りている。お財布持ってかないまま、レストランに入っちゃう。
あまりに冴えない風采だから、みんなになめられ、軽んじられるコロンボ警部なのだけれども、
実はこれ、真犯人を突き止める仮の姿なわけでして、
鈍そうに見せかけて寝ぼけた会話をしながら、とぼけた口調で鋭い質問投げかけて、犯人の心をゆさぶるのです。
彼一流の“引っかけ”にハメられ、自分の証言に潜む矛盾を突き付けられ、思わずボロを出す犯人さん。
自分の頭の良さを恃みに、絶対捕まるはずがない緻密な犯罪計画を考え、行ったはずなのに、コロンボさんにはかなわない。
見てくれでも人を食い、頭の回転でも人を食う。やはりこのドラマ、主役はコロンボさんです。
1968年からNBCの2時間ドラマ「ミステリーアワー」で、4週に1回放映されてきたこの作品。1978年まで45本制作されます。
ふんだんな予算と入念な準備で撮られただけあって、登場する犯人役は「バークにまかせろ」のジーン・バリーや
「宇宙大作戦」のウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、「アイ・スパイ」のロバート・カルプや「スパイ大作戦」のマーチィンランドー、
「秘密諜報員ジョン・ドレイク」のパトリック・マクグーハンなど、他のテレビドラマの主演クラスでいっぱい。
ジョン・カサヴェテスやアン・バクスター、ドナルド・プレザンスやローレンス・ハーヴェイなど、映画界の名優もこぞって
出演しましたっけ。
日本ではまずNHKで1973年から。放映時間が90分以上にもなりますため、土曜日の夜など、特集を組んで放映されましたね。
後にNTVの、金曜ロードショー枠で放映されるようになります。
アメリカのABC局で89年から放映が始まりました新シリーズも、日本テレビで放映されました。コロンボの声をアテた小池朝雄さんは既に亡くなられ、
石田太郎さんがコロンボの声を葺き替えていましたね。
日本だけでなく、さまざまな国で放映されました。その影響を受けた日本の刑事ドラマに、あの古畑任三郎がありますね。
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